ドローンを飛ばす上で何よりも重要なのは、なんといっても経験です。

飛行させた時間が長ければ長いほど、技術は自然と磨かれて行きます。

そうして精密な動作も可能となりますし、風が強い時など様々な環境も体験することで、臨機応変な対応ができる人材に成長していくことが期待できます。

ドローンスクールでは基礎的な技術や知識を網羅することができ、卒業すれば民間資格の取得も可能となり、技術を必要とする様々な職場で働く機会が得られるようになります。

それでも、講習期間は三日程度と短いものがほとんどなので、その時間でドローンを飛ばしただけでは、まだスキル面で不安が伴うというのも事実です。

ですが、講習で十時間以上の飛行経験を持つことにより、個人でも国土交通省からの飛行許可が下りるようになります。

あとは自力で練習できるようになるため、そこからスキルを磨くことができるのです。

でも、そこまでもまだ問題が起こります。

練習としてドローンを動かそうにも、どこでやればいいのか。

外で飛ばそうにも、山林などだって誰かの所有する土地の可能性が高いため、民法に引っかかるので迂闊には飛ばせません。

歩道の上も道路交通法で禁止されていますし、公園なども人がいるため、上空を飛ばしていると不審に思われる可能性は高くなります。

そんな時に、ドローンスクールが練習場所の確保としてサポートをしてくれるサービスがあります。

施設が空いている時に使わせてくれることもあれば、練習に適した場所を紹介してもらえることもあるのです。